中学地理

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5分でわかる!中国・四国地方の主な地名と環境・気候

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5分でわかる!中国・四国地方の主な地名と環境・気候

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この動画の要点まとめ

ポイント

中国・四国地方の主な地名と環境・気候

中学地理64 ポイント1 答え入り

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のポイントは、「中国・四国地方の主な都市と気候」です。
まずは3つの都市を紹介します。こちらを見てください。

中学地理64 右ページの練習1 答え入り(左上の「練習1」の見出しはトル)

原爆ドームがある広島市、コンビナートが見られる倉敷市、造船業がさかんな呉市

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最初に紹介するのは、中国・四国地方で人口最多の都市である広島市です。
世界遺産に登録されている原爆ドームは広島市にあり、国内外から多くの人が訪れています。
国の機関や企業の支社などが集まる広島市は、中国地方の政治や経済の中心都市といえます。

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続いて紹介するのは、岡山県の倉敷市です。
工業都市として知られる倉敷市の中でも、特に水島地区では工業がさかんです。
水島地区では石油化学工業がさかんで、複数の企業が結びついたコンビナートが見られます。

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最後に紹介するのは、広島県の呉(くれ)市です。
戦前は軍港として栄え、軍艦などを製造していた呉市では、現在造船業がさかんです。

中学地理64 右ページの練習1 答え入り(左上の「練習1」の見出しはトル)

工業都市が集まる瀬戸内 山陰では過疎が進行する地域も

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広島市・倉敷市・呉市といった都市は、瀬戸内海の沿岸、瀬戸内地方に集中しています。
瀬戸内には多くの人が集まる一方、中国山地の北側にあたる山陰地方は人が少なくなりがちです。
現在、山陰では過疎の進行が問題になっており、人口の過半数が高齢者である限界集落も増えてきています。
町おこしや村おこしなど、人々を呼び込む工夫をしている地域もあるものの、人口の減少や高齢化は依然解決されていません。

本州四国連絡橋 3つのルートを覚えよう

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つづいて、本州と四国とを結ぶ3つのルートを紹介します。
こちらを見てください。

中学地理64 右ページの練習2(一番下の気候グラフよりも上側 地図とその右の解答欄) 答え入り(左上の「練習2,3」の見出しはトル)

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1つ目は広島県と愛媛県とを結ぶルートです。
広島県の尾道市と、愛媛県の今治市とを結ぶ道路で、しまなみ海道と呼ばれています。
しまなみ海道には自転車歩行者専用道路も併設されており、特に自転車で渡るルートは人気があります。

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2つ目は岡山県と香川県とを結ぶルートです。
このルートにかかる橋を瀬戸大橋といいます。
瀬戸大橋には車だけではなく鉄道も通っています。

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3つ目は兵庫県と徳島県とを結ぶルートです。
このルートにかかる橋を明石海峡大橋といいます。
明石海峡大橋は、兵庫県の淡路島と神戸市とを結ぶ、世界最長のつり橋として知られています。

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本州と四国を結ぶ、これらの3つのルートをまとめて本州四国連絡橋と呼びます。
併せて覚えておきましょう。

中学地理64 右ページの練習2(一番下の気候グラフよりも上側 地図とその右の解答欄) 答え入り(左上の「練習2,3」の見出しはトル)

中国・四国地方の気候 グラフの見分け方をおさえよう!

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続いて、鳥取市・高松市・高知市の3つの都市の気候グラフについて学習します。
こちらを見てください。

中学地理64 右ページの練習3(一番下の気候グラフと解答欄) 答え入り

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左は鳥取市の気候グラフです。
一番の特徴は冬の降水量が多いことです。
冬の降水量が多いのは、雪が多く降る日本海側の気候の特徴です。
日本海側にある鳥取市は、冬に雪が多く降るため、12月や1月の降水量が多くなっていると覚えておきましょう。

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真ん中は香川県の高松市の気候グラフです。
降水量に注目すると、3つのグラフの中で一番降水量が少ないことがわかりますね。
また、1月でも気温が5℃くらいとやや暖かくなっています。
雨が少なく、比較的温暖な気候なら瀬戸内海に面する高松市だと判断しましょう。

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右は高知市の気候グラフです。
一番の特徴は、とにかく雨が多いことです。
沖合を日本海流が流れ、夏は南東の季節風が吹きつけるため、降水量が多くなっているのです。
雨が多い気候グラフは高知市だと考えましょう。

中学地理64 右ページの練習3(一番下の気候グラフと解答欄) 答え入り

この授業の先生

松本 亘正 先生

歴史や地理を暗記科目ととらえず、感動と発見がふんだんに盛り込まれたストーリーで展開して魅了。 ときにクスリと笑わせる軽妙な語り口にも定評があり、「勉強ってこんなに楽しかったの!?」と心動かされる子供たちが多数。

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