中学地理

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5分でわかる!偏西風と北大西洋海流

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この動画の要点まとめ

ポイント

偏西風の影響 ~行きと帰りで飛行時間が違う理由~

中学地理18 ポイント1 答え入り

これでわかる!
ポイントの解説授業

北にあるヨーロッパが温暖なのはなぜ?

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ポイント1では、ヨーロッパの気候について学びます。
いったいどのような特徴があるのでしょうか?

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緯度と気温との関係について、学習したことを覚えていますか?
緯度が高い地域は、気温が低くなります。
赤道付近は暑く、北極と南極は寒いですよね。

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ヨーロッパは緯度が高い地域にあります。
しかし、ヨーロッパは比較的 温暖 な気候なのです。
いったいなぜでしょうか?

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その秘密は、 「偏西風」「北大西洋海流」 にあります。

暖かい風が偏西風に乗って流れてくる

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順番に説明していきますね。
こちらを見てください。

中学地理18 ポイント1 答え入り

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ヨーロッパには、一年中西から東へ風が吹いています。
この風を 偏西風 と呼びます。

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飛行機でヨーロッパに旅行すると、行きと帰りで飛行時間が違います。
日本からヨーロッパに行くときは、東から西へ飛ぶことになりますよね。
偏西風が向かい風になるので、風で押し戻されてしまうのです。
ヨーロッパから日本へ行くときは、偏西風と同じ向きなので、早く着けるわけですね。

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ヨーロッパを流れる 北大西洋海流 は、暖かい海流として知られています。
暖流 と呼ばれる海流です。

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北大西洋海流は暖流なので、上にある空気が暖められます。
暖められた空気は、偏西風によってヨーロッパに流れ込みます。
これが、高緯度のヨーロッパでも、気候が温暖な理由です。

中学地理18 ポイント1 答え入り

アルプス山脈など重要な4つの地形

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ここまで、ヨーロッパの気候について学んできました。
最後に、特に重要な4つの地形を紹介します。

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1つ目は 地中海 という海です。
ヨーロッパとアフリカの間、フランスやイタリアの南側に位置します。

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2つ目は アルプス山脈 です。
フランスやイタリアなどにまたがる、ヨーロッパ最大の山脈です。

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3つ目は ライン川 です。
スイスやドイツなどを流れる、長く大きな河川です。

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最後が フィヨルド です。
主にノルウェーに見られる、氷河によってつくられた複雑な地形です。

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ヨーロッパの気候と地形、それぞれしっかり覚えておきましょう。

この授業の先生

松本 亘正 先生

歴史や地理を暗記科目ととらえず、感動と発見がふんだんに盛り込まれたストーリーで展開して魅了。 ときにクスリと笑わせる軽妙な語り口にも定評があり、「勉強ってこんなに楽しかったの!?」と心動かされる子供たちが多数。

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