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今回のテーマは、「月の満ち欠け」です。 みなさんは、月の見え方が変わることは知っていますか? そのしくみを学ぶために、まずはそれぞれの呼び方から考えていきましょう。 まず、図の下には、丸い月がかかれていますね。 この月を 満月 といいます。 図の右と左の月は、半分になっていますね。 これらを半月といいます。 最後に、図の上は、一晩中月が見えない様子を表しています。 この月のことを 新月 といいます。 このように、月は、満月⇒半月⇒新月⇒半月と移りかわります。 さらに、その後は満月に戻るということを繰り返します。 それでは、新月から次の新月までに、どのくらいの時間がかかるでしょうか? 答えは、29.5日です。 今、私たちが使っているカレンダーは、1ヶ月=29.5日ではありませんよね。 これは、太陽を基準にして決めているからです。 しかし、昔は月を基準に暦を決めていたため、1ヶ月は29日か30日でした。 これと関連して、昔の人は、1ヶ月のはじまりを新月に設定していました。 つまり、月は新月の状態から少しずつふくらんで満月になり、そこから欠けていって新月に戻るわけです。 この考え方によると、図の右側の半月は、1ヶ月の上旬に見えることになります。 そのことから、 上弦の月 と呼ばれることがあります。 同様に、図の左側にある半月は、1ヶ月の下旬に見えることになります。 このことから、 下弦の月 と呼ばれたりします。 また、図の右上には、細長い月がありますよね。 この月は、新月から数えて、約3日後に見える月です。 そのため、 三日月 と呼ばれるわけです。
この授業の先生
伊丹 龍義 先生
教員歴15年以上。「イメージできる理科」に徹底的にこだわり、授業では、ユニークな実験やイラスト、例え話を多数駆使。
月の満ち欠け
太陽と地球と月
月の満ち欠けと周期
日食と月食
金星(内惑星)の見えかた
銀河系と太陽系
天体の観測
太陽・星の動き
化学変化とイオン
生命の連続性
運動とエネルギー
今回のテーマは、「月の満ち欠け」です。
みなさんは、月の見え方が変わることは知っていますか?
そのしくみを学ぶために、まずはそれぞれの呼び方から考えていきましょう。
まず、図の下には、丸い月がかかれていますね。
この月を 満月 といいます。
図の右と左の月は、半分になっていますね。
これらを半月といいます。
最後に、図の上は、一晩中月が見えない様子を表しています。
この月のことを 新月 といいます。
このように、月は、満月⇒半月⇒新月⇒半月と移りかわります。
さらに、その後は満月に戻るということを繰り返します。
それでは、新月から次の新月までに、どのくらいの時間がかかるでしょうか?
答えは、29.5日です。
今、私たちが使っているカレンダーは、1ヶ月=29.5日ではありませんよね。
これは、太陽を基準にして決めているからです。
しかし、昔は月を基準に暦を決めていたため、1ヶ月は29日か30日でした。
これと関連して、昔の人は、1ヶ月のはじまりを新月に設定していました。
つまり、月は新月の状態から少しずつふくらんで満月になり、そこから欠けていって新月に戻るわけです。
この考え方によると、図の右側の半月は、1ヶ月の上旬に見えることになります。
そのことから、 上弦の月 と呼ばれることがあります。
同様に、図の左側にある半月は、1ヶ月の下旬に見えることになります。
このことから、 下弦の月 と呼ばれたりします。
また、図の右上には、細長い月がありますよね。
この月は、新月から数えて、約3日後に見える月です。
そのため、 三日月 と呼ばれるわけです。