高校漢文

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5分で解ける!不+副詞+不ンバアラのパターンに関する問題

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5分で解ける!不+副詞+不ンバアラのパターンに関する問題

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この動画の問題と解説

練習

一緒に解いてみよう

高校漢文 5章6 練習① 答え無し

解説

これでわかる!
練習の解説授業
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練習①。問題文の書き下し文と訳を完成させましょう。
問題文を見ると、2つの「不」の間に、「敢」がはさまった形をしていますね。これは 「不」+副詞+「不」の二重否定パターン だと見抜きましょう!

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二重否定だとわかったら書き下していきますが、このときのポイントは何でしたか?まずは 「不」の直前の動詞が未然形 になることでしたね。よって「行」は「行か」と読みます。さらに 最初の「不」は「ずんばあら」と読むこともポイント でした。まとめると 「敢へて行かずんばあらず。」 という書き下し文になります。

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では訳はどうでしょうか?「不」+副詞+「不」の二重否定パターンの訳は 「~しないことはない」 でしたね。よってここは 「決して行かないことはない。」 という訳になります。さらに、二重否定による強い肯定の意味をとって 「必ず行く。」 とも訳せるのでしたね。

答え
高校漢文 5章6 練習① 答え有り
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つづいて練習②。同じく書き下し文と訳を完成させましょう。

高校漢文 5章6 練習② 答え無し

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この問題では「未」という再読文字と「不」の間に「嘗」という副詞があります。これは、これだけはおさえようのコーナーで紹介した「不」+副詞+「不」の別パターンと一致していますね!再読文字に注意しつつ 「不」の直前の「歎」を未然形にすること を意識しましょう。

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さらに 最初の「不」は「ずんばあら」と読む こともポイントでしたね。書き下しは 「未だ嘗て書を廃して歎ぜずんばあらず。」 となります。

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二重否定ですから「今まで書を捨てて嘆かなかった。」をさらに否定すればよいですね。よって 「今まで一度も、書を捨てて嘆かなかったことはない。」 という意味になります。

答え
高校漢文 5章6 練習② 答え有り

今回のまとめ

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今回は、「不」+副詞+「不」を使った二重否定のパターンを学びました。 「~ずんばあらず」 という特殊な読み方に注意が必要でしたね。「不」という以前学習した漢字を用いた二重否定ですから、まだ不安が残る人は、単純否定の授業を再度復習してみるのも良いでしょう。

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否定の表現は、このほかにもまだまだあります。ここまで学んだことをしっかり理解しつつ、次からも頑張っていきましょう!

不+副詞+不ンバアラのパターン
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