5分でわかる!これだけは押さえよう!
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この動画の要点まとめ
ポイント
2回読む練習をしよう!
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「猶」の読み方は 「なほ~ごとし」 。1回目は右側で「なほ」と読み、2回目は左側で助動詞として「ごとし」と読みます。
意味は 「ちょうど~のようだ」 。何かと何かが似ていることを示す表現です。それでは、2回読む練習をしてみましょう。
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まずは右の「猶子」から。
1回目の「猶」は 「なほ」 と読みます。2回読むためには返り点が必要。1字だけ返るので レ点 が使われています。
2回目は 「ごとし」 と読むんでしたね。読み方は 「猶ほ子のごとし」 となります。
「猶」の意味は 「ちょうど~のようだ」 でしたね。「子」は「し」と読むと「先生」という意味ですが、ここでは「こ」と読んでいますので「子供」という意味です。意味は 「ちょうど子供のようだ」 となります。
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次に真ん中の「猶月」。
「猶」の読み方は 「なほ~ごとし」 、意味は 「ちょうど~のようだ」 でしたね。
書き下し文は 「猶ほ月のごとし」 、訳は 「ちょうど月のようだ」 となります。
「~ごとし」の直前が名詞なら、「の」をつける!
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例文はもう1つ残っていますが、ここで重要なポイントを1つ紹介します。 「~ごとし」の直前が名詞なら、名詞に「の」をつける というポイントです。3つの例文のうち、もう一度、右の「猶子」と真ん中の「猶月」を見てください。
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「猶子」の「子」は 名詞 です。なので「子」に 「の」 をつけて「子の」となっています。
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そして「猶月」の「月」も 名詞 です。 「の」 をつけて「猶ほ月のごとし」となっています。
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先ほどはスキップしましたが、一番左の例文「猶張月」を見てください。こちらも再読文字「猶」に注目です。読み方は 「なほ~ごとし」 。1回目は右側で「なほ」と読んで、2回目は左側で助動詞として「ごとし」と読みます。下から1文字返るのでレ点がついていますね。
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ここで先ほどのポイントを思い出しましょう。 「~ごとし」の直前が名詞なら、「の」をつける! でしたね。でも、直前の「張」の読み方が「張の」ではなく 「張るが」 となっています。送り仮名が「の」ではありませんね。なぜでしょうか?ここで 2つ目のポイント をお伝えします!
「~ごとし」の直前が動詞なら、連体形+「が」!
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再読文字「猶」の2つ目のポイントは 「~ごとし」の直前が動詞なら、連体形+「が」! です。
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3つの例文のうち、1つ目の「子」と2つ目の「月」は名詞だったので「の」をつけるだけでした。ですが、3つ目の「張」は「張る」という 動詞 です。活用表を確認してみましょう。
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「張る」の連体形は 「張る」 なので、連体形の「張る」に 「が」 をつけて読みます。送り仮名は「ルガ」となり 「猶ほ弓を張るがごとし」 となります。
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「猶」の意味は 「ちょうど~のようだ」 でしたね。例文の訳は 「ちょうど弓を張ったのと同じようだ」 となります。
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最後に、再読文字「猶」の2つのポイントをおさらいします。こちらを見てください。
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少し難しく思えるかもしれませんが、ポイントを押さえれば必ずマスターできます。この後は「猶」が登場する問題に取り組んでみましょう!
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「これだけはおさえよう!」のコーナーです。再読文字「猶」について 2つのポイント をお伝えします。ですが、まずはその前に、読み方と意味を確認しましょう。