トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

中学歴史

【中学歴史】二毛作とは?

lecturer_avatar

この記事では、 「二毛作について詳しく知りたい」という人に向けて解説 します。また、テストでよく出題される「二毛作」に関する問題も紹介します。

1. 二毛作とは?

同じ土地で一年に二度、別の作物を作ることを 二毛作 といいます。中世の日本では、近畿地方を中心に二毛作が広まりました。

当時の農家は、春から秋にかけて を、秋から次の春に を作っていました。このように、主となる作物(この場合は米)を作らない時期に別の作物(この場合は麦)を作ることを 裏作 といいます。「 米の裏作に麦を作る農業を何といいますか 」という問題文で「二毛作」を答えさせる問題もあるので、裏作という言葉もしっかり覚えておきましょう。

ちなみに、二毛作と似た言葉に 二期作 があります。こちらは一年に二度 同じ作物 を作ることを指します。間違えないよう注意しましょう。

2. 二毛作に関する一問一答

問題

中世に始まった、米の裏作に麦を作る農業を何という?

解答と解説

答えは 二毛作 。「 米の裏作に麦を作る 」という記述がポイントです。

3. 二毛作の始まりに関する問題

問題

日本で二毛作が始まった時代は次のうちどれ?

(ア)奈良時代
(イ)平安時代
(ウ)鎌倉時代
(エ)室町時代

解答と解説

正解は (ウ) 。二毛作が始まったのは 鎌倉時代 です。この時代には かんがい設備 が整い、草木灰が肥料として使われるなど、農業が大きく発達しました。

ちなみに かんがい(灌漑) とは、水路を作って、川などから田畑に水を引いてくること。歴史や地理の授業でたまに出てくる言葉なので、知らなかった人は覚えておきましょう。

Try ITの映像授業と解説記事

「二毛作」に関連する映像授業と解説記事はこちら

トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾