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中3理科

水溶液の種類 ~酸性・中性・アルカリ性の水溶液の性質・見分け方~

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この記事は、 「酸性・中性・アルカリ性の水溶液の性質や見分け方がわからない」という人に向けて解説 します。
水溶液の性質については覚えることが多く、ニガテな人も多いですが、いくつかの水溶液を見分け方を理解すれば簡単に問題を解くことができます。
これらは定期テストや入試にもよく出題されるテーマなので、問題を解きながら、わかりやすく解説していきます。

1. ポイント

酸性・中性・アルカリ性の水溶液の特徴は リトマス紙BTB溶液pH試験紙 など様々な試薬によって見分けることができます。
それぞれの水溶液の性質や見分け方を理解して、問題にチャレンジしてみましょう。

2. 酸性・中性・アルカリ性の水溶液の性質

【酸性の水溶液】
酸は水溶液中で電離して、 水素イオンH+ を生じる物質です。
代表的な水溶液には、 塩酸硫酸硝酸炭酸酢酸クエン酸 などがあります。
どれも最後に 「酸」 がつくので、わかりやすいですね。

酸性の水溶液の特徴には、次のようなものがあります。
・酸っぱい
・鉄やマグネシウムなどの 金属と反応すると水素を発生させる

塩酸や硫酸などはpH(ピーエイチ)が小さく、このような酸を 強酸 と呼びます。
それに対して、酢酸のようにpHが大きいものを 弱酸 と呼びます。

【中性の水溶液】
水や食塩水のように、酸性もアルカリ性も示さない水溶液の性質を 中性 といいます。
中性の水溶液の場合、pHは4.5~8.9となります。

【アルカリ性の水溶液】
アルカリは、水溶液中で電離して 水酸化物イオンOH- を生じる物質でしたね。
代表的な水溶液には アンモニア水水酸化ナトリウム水溶液水酸化カリウム水溶液水酸化バリウム水溶液 などがありました。

このうち、水酸化ナトリウム水溶液のようにpHが大きいものを、 強アルカリ と呼びます。
それに対して、アンモニアのようにpHが小さいものを、 弱アルカリと呼びます。

ココが大事!

水溶液の性質は、酸性・中性・アルカリ性

映像授業による解説

動画はこちら

3. 酸性・中性・アルカリ性の水溶液の見分け方

中学の理科では、正体がわからない水溶液について、酸性・中性・アルカリ性のどの性質をもつのかを考える問題があります。
3種類の水溶液を見分けるために、それぞれの性質をおさえていきましょう。
特に、リトマス紙やBTB液といった指示薬に注目です。

【酸性の水溶液】
青色リトマス紙を赤色 に変える(赤色リトマス紙は変わらない)
BTB溶液が黄色 になる
・ pH試験紙が赤~黄色に変色する

【中性の水溶液】
BTB溶液を緑色 に変える
・ pH試験紙を黄~緑色に変える

【アルカリ性の水溶液】
赤色リトマス紙を青色 に変える(青色リトマス紙は変わらない)
BTB溶液が青色 になる
・ pH試験紙を緑~青色に変える
フェノールフタレイン溶液 を無色から 赤色 に変える

ココが大事!

リトマス紙:酸性で青色⇒赤色、アルカリ性で赤色⇒青色

BTB溶液:酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色

フェノールフタレイン溶液:アルカリ性で赤色

映像授業による解説

動画はこちら

4. 【問題と解説】 酸性・中性・アルカリ性の水溶液の見分け方

みなさんは、酸性・中性・アルカリ性の水溶液の見分け方について理解することができましたか?
最後に簡単な問題を解いて、知識を確認しましょう。

問題

水溶液A~Cについて、次の実験を行った。
A~Cのうち、アルカリ性の水溶液はどれか?

A:青色リトマス紙につけると、リトマス紙が赤色に変化した
B:BTB溶液を加えると、緑色に変化した
C:フェノールフタレイン溶液を加えると、赤色に変化した

解説

Aは、青色リトマス紙を赤色に変化させていることから、 酸性 の水溶液です。
Bは、BTB溶液によって緑色になっていることから、 中性 の水溶液です。
Cは、フェノールフタレイン溶液によって、赤色になっています。
フェノールフタレイン溶液と反応するのは、 アルカリ性 の水溶液だけでしたね。
よって、答えは、 です。

(答え) 

5. Try ITの映像授業と解説記事

「酸とアルカリ」について詳しく知りたい方はこちら

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