高校物理
5分でわかる!縦波の特徴①「波形が見えない(T0T)」
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この動画の要点まとめ
ポイント
縦波の特徴1「波形が見えない(T0T)」
これでわかる!
ポイントの解説授業
縦波は波形が見えない
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波が水平方向に進むとき、横波では媒質が上下に振動するので、波を目で観測することができました。しかし、縦波は横波と異なり、 波形を目で見ることができません 。どういうことでしょうか。次の図を見てください。
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図は、ばねの一端をもって左右に振動させたときの図です。振動させても、まったく波形が見えてきません。とても不便です。
縦波を横波に置き換えて考える
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ですが、縦波も横波と同様に波形を見る方法があります。
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縦波の伝わる方向が右向きのとき、媒質の振動する方向も右もしくは左向きでしたね。このままだと波形が見えないので、ちょっと強引ですが、次のように横波を表すルールを定めましょう。「 右向きの移動を上向きの移動 に書き直し、 左向きの移動を下向きの移動 に書き直す」。つまり、 縦波を横波に置き換えて考えるのです。実際に、置きかえてみると、
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y−xグラフで書き直すことができました。一見すると横波に見えますが、 縦波の左右の変位を上下の変位に書き直したグラフ だということを理解しましょう。
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y軸は上下ではなく左右の移動を表していることに注意してください。間違えないように、図のように、軸に「左」「右」と書き入れておくことをおすすめします。
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縦波には横波にない特徴が2つあります。
特徴①「波形が見えない」
特徴②「密度変化(密と疎)」
今回はこのうちに特徴①について解説していきましょう。