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5分でわかる!環境基本法と環境省

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この動画の要点まとめ

ポイント

環境基本法と環境省

中学公民41 ポイント2 答え入り

これでわかる!
ポイントの解説授業
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2つ目のポイントは、「環境基本法と環境省」です。
今回は 環境を守るための国や企業の取り組み について学びます。
まずは国の取り組みに注目します。
こちらを見てください。

中学公民41 ポイント2 答え入り

1993年 公害対策基本法に代わり、環境基本法が制定される

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1993年に 環境基本法 という法律が制定されました。
もともと日本では、1967年に 公害対策基本法 という法律が施行されていました。
公害対策基本法が 公害対策 を目的とした法律であるのに対し、
環境基本法は 地球規模の環境問題に対応することを目的に作られました。
環境基本法の制定に伴い、公害対策基本法は廃止となったのです。

2001年 環境省が設置される

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2001年には 環境省 が設置されました。
それまでは 環境「庁」 という組織だったのが、環境「省」にパワーアップしたのです。
「庁」から「省」にただ名前が変わっただけ...ではありません。
環境「省」になることで 権限(できることの範囲)が大きくなり、財政規模も増えたのです。

中学公民41 ポイント2 答え入り

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環境省が発足した背景には 公害批判の住民運動が影響しています。
ポイント1で学習したように、特に高度経済成長期には深刻な公害問題が発生しました。
二度とこのような被害を起こさないようにと、多くの住民が抗議活動を行ったのです。
こうした住民の声を国が聞き入れたことが、環境省の発足につながったといえます。

企業は省資源、省エネルギー型の商品開発に取り組む

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これまで国の取り組みについて学習しましたが、最後に企業の取り組みについて説明します。
環境を守るため、企業は 省資源、省エネルギー型の製品の開発に取り組んでいます。

中学公民41 ポイント2 答え入り

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みなさんは「 省エネ 」という言葉を聞いたことがありますか?
省エネは「省エネルギー」の略で、エネルギーを効率よく使い、消費量を節約することをいいます。
省エネは環境にも大事ですし、企業が魅力的な商品をつくる上でも大切です。
例えば「電気代がたくさんかかります」と説明されたら、みなさんはその商品を買いたいと思いますか?

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環境を守るためにも、売れる商品をつくるためにも、多くの企業は省エネの商品開発に取り組んでいます。
国と企業の取り組み、それぞれの内容をしっかり覚えておきましょう。

この授業の先生

松本 亘正 先生

歴史や地理を暗記科目ととらえず、感動と発見がふんだんに盛り込まれたストーリーで展開して魅了。 ときにクスリと笑わせる軽妙な語り口にも定評があり、「勉強ってこんなに楽しかったの!?」と心動かされる子供たちが多数。

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