中学公民

中学公民
5分でわかる!消費者の権利の保護

100

5分でわかる!消費者の権利の保護

100
トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

この動画の要点まとめ

ポイント

消費者問題 法律で消費者の権利は保護されている

中学公民28 ポイント3 答え入り

これでわかる!
ポイントの解説授業
lecturer_avatar

3つ目のポイントは、「消費者問題」です。
今回は消費者の権利について学習します。
こちらを見てください。

中学公民28 ポイント3 答え入り

情報化社会では「消費者主権」が弱まる

lecturer_avatar

現代社会は多くの情報が飛び交う情報化社会です。
情報化社会の問題点として、消費者主権の弱まりが指摘されています。
消費者主権とは、消費者が自分で判断して商品を購入する権利のことです。

lecturer_avatar

消費者主権が弱まるとは、どういうことでしょうか?
例えば、テレビをつけるとたくさんのCMが流れていますよね。
これらのCMで宣伝されている商品を、必ずしも必要ではないのに買いたくなってしまうことはありませんか?
また、パソコンやスマートフォンでインターネットを使っていると、画面上に広告が表示されます。
こうした広告は、その人の興味がありそうな商品を、利用履歴から判断して表示する仕組みになっているのです。

商品の購入などをめぐって発生する問題が「消費者問題」

lecturer_avatar

つまり、情報化社会においては自分で商品を選ぶというよりも、商品を「選ばされる」ことが多くなっていると言えます。
だからこそ、商品を購入などをめぐって発生する消費者問題が起きやすくなっているのです。

lecturer_avatar

消費者問題に対応するため消費者の権利を保護するための制度や法律が制定されました。
こちらを見てください。

中学公民28 ポイント3 答え入り

クーリング・オフ制度と製造物責任法

lecturer_avatar

まずはクーリング・オフ制度です。
これは一定期間内であれば商品の返品ができるという制度です。
届いた商品に不満があれば、一定期間内であれば返品できるのです。

lecturer_avatar

続いては製造物責任法(PL法)です。
これは
製品に欠陥があれば企業に責任がある
ということを定めた法律です。
例えば、買ったばかりの商品が壊れていた場合、「買った人の責任だ」と消費者が責められるのは不当ですよね。
製品に問題があれば、作った側(企業)に責任があることを明確に規定したのがこの法律です。

消費者基本法と消費者庁

lecturer_avatar

次に消費者基本法です。
これは消費者の権利を明確化し、企業と行政の責任を定めた法律です。
1968年に制定された法律が、2004年に改正されました。

lecturer_avatar

また、2009年には消費者庁という役所が発足しました。
消費者問題を扱う専門の機関です。

中学公民28 ポイント3 答え入り

lecturer_avatar

消費者の権利を守るための制度や法律、それぞれの名前を覚えておきましょう。

この授業の先生

松本 亘正 先生

歴史や地理を暗記科目ととらえず、感動と発見がふんだんに盛り込まれたストーリーで展開して魅了。 ときにクスリと笑わせる軽妙な語り口にも定評があり、「勉強ってこんなに楽しかったの!?」と心動かされる子供たちが多数。

トライのオンライン個別指導塾
消費者の権利の保護
100
友達にシェアしよう!
トライのオンライン個別指導塾