現代社会の特徴と課題の２つ目のポイントは、「情報化」です。

インターネットが普及したことで、大量かつ多様な情報の入手・共有・発信が行われるようになりました。
パソコンやスマートフォンがあれば、様々なニュースや動画などの情報にアクセスできますよね。
SNSを使えば、日記を友達と共有したり、写真を投稿したりするなど、情報を発信することもできます。

また、オンラインショッピングもインターネットの力で可能になりました。
ほしい商品を注文すれば、家まですぐに届けてくれます。
現代社会は、情報化によってとても便利になったんですね。

このように便利なインターネットですが、いいことばかりではありません。
インターネットの「影」の部分を見ていきましょう。

インターネットには、正しい情報と誤った情報が混在しています。
そこで重要になってくるのは、「情報の取捨選択」です。

たくさんの情報の中から、正しい情報を選び、うそやデマに振り回されないように、情報リテラシーを身につけなければいけません。
情報リテラシーとは、情報を取捨選択し、判断する能力のことをいいます。

もう1つ大切なのが「情報の管理」です。

SNSの発達で、プライバシーの流出が大きな問題になっています。
例えば、「芸能人がお店で買い物をしている」という情報は、他人が勝手に発信していい情報ではありませんね。

自分の行動が他人のプライバシーの侵害になっていないか、個人情報を発信していないか、注意する必要があります。

インターネットを使う際には、情報リテラシーを身につけるとともに、プライバシーの流出に気を付ける必要があることを覚えておきましょう。