2つ目のポイントは、「人口爆発」です。
アジアやアフリカ、南アメリカなどの地域には、 発展途上国 に分類される国があります。
まだ経済的にあまり豊かではない国のことです。
発展途上国の中には、 人口の増加が著しい国が見られます。
こちらを見てください。

世界の地域別人口密度が示されたグラフです。
アジアの人口密度を見ると、1950年ごろから2000年代まで上昇を続けていますね。
アフリカも上昇を続けています。

発展途上国では、 「人口爆発」 という現象がみられることがあります。
人口が急激に増加する現象 のことです。

人口爆発は、経済が発展した先進国よりも 発展途上国に多く見られる 現象です。
途上国には貧しい家庭が多く、 労働力とするために子どもをたくさん産む ことが理由として挙げられます。
医療の発達などにより死亡率が低下してきた ことも、人口が増える要因になっています。
人口が増え続けることで、 将来的に食料や土地が不足する可能性がある ことが心配されています。

人口が急激に増加することを 人口爆発 といいます。
発展途上国で多くみられる現象だということも覚えておきましょう。