高校漢文
5分でわかる!部分否定と全部否定の判別
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この動画の要点まとめ
ポイント
部分否定・全部否定とは?
これでわかる!
ポイントの解説授業
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まずは皆さん、次の2つの否定パターンを見てください。
「不」+副詞 / 副詞+「不」
この2つ、どちらも否定に見えますが、何か違いはあるのでしょうか?
答えを想像しつつ、今回の学習に入りましょう!
「いつも~ない」の完全否定と「いつも~とは限らない」の部分否定
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今回はキーフレーズから見ていきましょう。
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左側の文、 「伯楽は常に有らず。」 とあります。 「伯楽(=馬を見分ける人)は、常にいない。」 という意味です。つまり 「伯楽はいつもいない」と、100パーセント否定している ということですね。
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一方、右側の例文。こちらは 「伯楽は常には有らず。」 とあります。こちらは 「伯楽は常にいるとは限らない。」 という意味になります。
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2つの意味の違い、見えてきましたか?「伯楽は常に有らず」は 「伯楽はいつもいない」 という 全部否定 の文で、「伯楽は常には有らず」は 「伯楽は常にいるとは限らない」 という 部分否定 の文だったのです!ポイントで詳しく確認しましょう!
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「不」と副詞の順番が変わるだけで、意味が変わる表現です。 副詞+「不」 の場合、「いつも(必ず)~しない」という 100パーセントの完全否定 になります。一方 「不」+副詞 の場合、「いつも(必ず)~するとは限らない」という 部分否定 になります。
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この2つを見分けられるようになることが、今回の学習の目標です。そのために、次のコーナーでおさえておきたいポイントを確認しましょう!
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高校漢文5章「否定」。今回は「部分否定・全部否定とは?」について学習します。