今回は、 「標本の抽出と推定」 について学習するよ。

標本調査における「抽出」は、一部を取り出して調べることをいうんだ。
また、「推定」は、「いったいどれくらいの数あるのか」のおおよその値を調べることをいうんだね。

標本から「抽出」して「推定」するときの計算にはコツがあるよ。ポイントを確認しよう。

推定は、「比例」を使って計算することでできるよ。
ポイントの例を見てみよう。
５個のうちの１個 が不良品だったとき、 １００個 のうち、不良品は何個だと推定できるかな？

比例の考え方を使うと、５個が 「×２０」 して１００個になるんだから、不良品の数も１個を 「×２０」 して２０個だと推定できるんだ。

では、例題で、実際に推定をやってみよう。