5分で解ける!動名詞の使い分け1に関する問題
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この動画の問題と解説
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解説
stopの後ろは動名詞?不定詞?区切りを意識して訳そう!
例えば、動詞stopの後ろにカタマリを置くとき、 stop to+動詞 の場合は、「止まって、/~する」や「~するために/止まる」のように、stop/to+動詞と区切って考えることができるんだ。
stop 動詞+ing の場合は、「~することをやめる」のように、カタマリが前のstopとの間でちぎれないんだ。
stop以外に、rememberやforgetも、後ろに不定詞がくるときと動名詞がくるときとで、意味が変わってくるよ。
rememberやforgetの後ろに、不定詞がくると未来、動名詞がくると過去のニュアンスになるよ。
では問題を解いていこう。
(1)(2)をまとめて見ていくよ。
どちらも動詞はstopの過去形stoppedが使われているね。
後ろのカタマリが不定詞か動名詞かで、意味の違いに注意して訳そう。
まず(1)を見てみよう。
smokeで「タバコを吸う」、at lastで「ついに」という意味だね。
stopの後ろに、smoking at lastという、 動名詞 のカタマリがきていることに注目しよう。
stop 動詞+ing で、「 ~することを止める 」という意味だったね。
stop smokingは「タバコを吸うのを止めた」となるよ。
文全体では、「 彼はついにタバコを吸うのを止めた 」となるね。
次に(2)を見てみよう。
stopの後ろには、to smoke under the treeという不定詞のカタマリがきているね。
stopの後ろにtoがきているときは、stopとtoの間でいったん区切って考える よ。
He stopped/to smoke under the tree.と考えることができるね。
He stoppedは「彼は止まった」、to smoke under the treeは「木の下でタバコを吸う」だから、
文全体では「 彼は止まって、木の下でタバコを吸った 」となるね。
rememberとforgetの後ろの、不定詞は未来、動名詞は過去のニュアンス!
続いて(3)(4)を見てみよう。
まずは(3)。such a thingは「そんなこと」という意味です。
rememberも、stopと同じように、後ろに不定詞がくるか動名詞がくるかで、意味が変わる動詞だったね。
rememberは、後ろが 不定詞 のときは「 未来 」、後ろが 動名詞 のときは「 過去 」のニュアンスで訳すよ。
rememberの後ろの、saying such a thingという動名詞のカタマリに着目しよう。
remember 動詞+ingは、「~したことを覚えている」と過去のニュアンス で訳そう。
文全体では「私はそんなことを言った覚えはない」となるね。
続いて(4)。lockは「カギをかける」という意味です。
forgetは「~を忘れる」だから、Don't forgetは「~を忘れるな」という意味だね。
「忘れるな」は「覚えておく」と同じことだから、Don't forget=Rememberと同じだね。
remember to+動詞は、「(これから)~することを忘れない」という未来のニュアンス で訳すんだったね。
Don't forget to+動詞 も、Don't forget=Rememberだから、同じように訳せるね。
だからこの文は、「 ドアにカギをかけるのを忘れないように 」となるね。
forget to 動詞は、「(これから)~するのを忘れる」となるよ。
rememberとforgetは、後ろが 不定詞 のときは 未来 のニュアンス、後ろが 動名詞 のときは 過去 のニュアンスを出して訳そう。
この問題を解くポイントは、 「動名詞の使い分け①」をしっかりと押さえること です。
動名詞 は 動詞+ing の形で、 「~すること」 というカタマリをつくるよ。
不定詞のカタマリと動名詞のカタマリを、動詞の後ろでどう使い分けるか 見ていこう。