高校世界史B
5分で解ける!フランスのルイ14世の時代に関する問題
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練習の解説授業
ルイ14世の時代は典型的な絶対王政!?
ルイ14世の時代は 典型的な絶対王政 の時代でした。彼は4歳という若さで即位したため、政治は宰相 マザラン が務めていました。
マザランは国王の対抗勢力を次々と鎮圧し王権を強化していきました。マザランの死後、ルイ14世は新政を宣言し統治を行いました。
彼は優秀な部下に恵まれました。神学者の ボシュエ は 王権神授説 を提唱し、その理論を確立しました。また、彼は皇太子の教育係も務めたことで有名です。
財政総監の コルベール は、典型的な 重商主義政策 を行いました。これを通称 コルベール主義 といいます。
ルイ14世の時代には ヴェルサイユ宮殿 が完成し、政治の中心がヴェルサイユに移りました。ヴェルサイユ宮殿はルイ14世の権力の象徴にもなりました。
ルイ14世の対外戦争!
フランス絶対王政の最盛期を築いたルイ14世にも失敗がありました。それは 対外戦争の失敗 でした。彼は オランダ戦争 や ファルツ戦争 など様々な戦争を行いました。
ルイ14世にとって最大の誤算だったのが スペイン継承戦争 でした。彼は自分の孫 フィリップ をスペイン国王に即位させるために対抗勢力と争いました。
最終的に ユトレヒト条約 が結ばれて戦争は終結し、フィリップのスペイン王即位は認められました。しかし フランスとスペインの合併は永久に禁止され 、フランスが領土を拡大することはできませんでした。
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今回はフランスのルイ14世の時代についての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。