高校世界史B
5分でわかる!目立たないけど実はすごい!?
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この動画の要点まとめ
ポイント
目立たないけど実はすごい!?
これでわかる!
ポイントの解説授業
短い治世ながらも活動的!
康熙帝の後を継いだのは 雍正帝 (ようせいてい)です。彼は1722年に即位し、1735年に退位しました。康熙帝に比べれば在位期間は短いですが、彼の事績は非常に重要です。こちらを見てください。
キリスト教布教を禁止!/領土拡大と国境画定
雍正帝は、1724年に キリスト教布教を禁止 しました。康熙帝の時代に発生した「 典礼問題 」を受けて、キリスト教の布教は中国を脅かすと判断したのです。
さらに チベット を併合して領土を広げたほか、1727年にはロシアと キャフタ条約 を結び、外モンゴルにおける国境を画定しました。
軍機処を設置し、領土拡大の足がかりとする
雍正帝は、1729年に 軍機処 と呼ばれる機関を設置しました。軍機処は、初めは軍事だけを取り扱う機関でしたが、次第に国内政治も担当するようになりました。
以上、雍正帝の政策を紹介しました。
在位期間は短かったものの、彼は国内外で重要な業績を残しました。非常に活動的だった雍正帝の事績、しっかり覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「雍正帝の時代」です。
清の全盛期を築いた3人の皇帝。1人目の 康熙帝 に続き、今度は2人目の 雍正帝 を紹介します。