高校化学基礎
5分で解ける!モル体積と気体に関する問題
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解説
これでわかる!
練習の解説授業
気体の体積に関する計算問題が中心になっていますね。
「アボガドロの法則」は、すべての気体は同温・同圧のとき、同体積中に同数の分子を含んでいる
(1)は、 「すべての気体は、同温・同圧のとき、同体積中に同数の分子を含んでいる」 という法則のことを、何というか答える問題です。
これは、 「アボガドロの法則」 と言いましたね。
標準状態のとき、多くの気体1molの体積は22.4L
(2)、(3)は、計算問題です。
(2)は、標準状態の酸素2molの体積を求める問題です。
「mol」と「体積」の関係を考えるときに大事なのは、 「モル体積」 という考え方でした。
モル体積とは、気体1molあたりの体積のことです。
標準状態において、気体1molの体積は 22.4 L でしたね。
これを利用すると、次のような比例式を立てることができます。
1mol:22.4L= 2mol :x L
x=44.8
よって、答えは、 44.8L となります。
(3)は、標準状態のアルゴン224Lは何molか答える問題です。
ここでも、モル体積の考え方を使いましょう。
気体1molあたりの体積は22.4Lなので、次のような式ができます。
1mol:22.4L=x mol: 224L
x=10
よって、答えは、 10mol となります。
練習問題を解いていきましょう。