高校英語文法

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5分でわかる!同格のthat

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この動画の要点まとめ

ポイント

同格のthat

高校英語文法 接続詞33・34のポイント アイコンあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回は,接続詞thatの中でも,特に同格のはたらきをするthatについて解説しよう。

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同格のthatとは,簡単にいうと,イコールのはたらきをするthatのこと。……といっても,この説明だけではイメージがつかないよね。具体的に問題を見ていこう。

fact,rumoreなど抽象的な名詞を説明

高校英語文法 接続詞33・34の例題(1)(2) アイコンあり

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(1)は「彼が合格したという事実」という表現が問題だよ。the fact「事実」の内容は,he passed the exam「彼が試験に合格した」だね。

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(2)は「彼が試験に合格したというウワサ」の表現を考えよう。the rumor「ウワサ」の内容は,he passed the exam「彼が試験に合格した」だね。

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(1)(2)は,関係代名詞whichがあてはまるような気もするけど,下線にwhichを入れると間違いになってしまうんだ。今回のポイントを解説しよう。

高校英語文法 接続詞33・34のポイント アイコンなし

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直前の名詞について,その内容を名詞節で説明するthatのことを同格のthatというよ。

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同格のthatは,イコールのはたらきと考えるとわかりやすいね。例えば,the fact「事実」=he passed the exam「彼が試験に合格した」は,the fact that he passed the examと表現するんだ。

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(直前の名詞) (直後の文)の関係を表し,直前の名詞の内容を補足したり,言い換えたりするのが同格のthatだよ。「(直後の名詞節)という(直前の名詞)」と訳すとわかりやすいね。

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同格のthatとまぎらわしいものに, 関係代名詞which(that) があるよ。直前の名詞を説明するはたらきは同じなんだけど,文の形に違いがあらわれるんだ。

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関係代名詞の場合,the book which you read「あなたが読んだ本」のように表現するね。

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このとき,you readの目的語itは欠けている。なぜなら,whichがthe bookの代わりをしているからなんだ。you readの目的語はwhichになるんだね。

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つまり,関係代名詞の場合,直後の文で関係代名詞が代名詞としてはたらくことになるんだ。

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一方,同格のthatの場合,the fact that he passed the exam「彼が試験に合格したという事実」のように表現するね。

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このとき,he passed the examは完全な文になっていて欠けている部分がないよ。thatはイコールを表しているだけで,he passed the examの文でハマる場所がない。

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つまり,同格の場合,直後の文で代名詞としてはたらかないことになるんだね。

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同格のthatの直前にくる名詞は fact「事実」,rumor「噂」,news「知らせ」,hope「希望」といった抽象的な名詞 であることが多いことを覚えておこう。

the fact の内容をthat以下で説明

高校英語文法 接続詞33・34の例題(1) アイコンなし

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the fact「事実」の内容は,he passed the exam「彼が試験に合格した」。

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「〜という事実」という表現は,同格のthatを用いて,the fact that S V で表せるね。

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このthatは,the fact = he passed the exam と説明するはたらきをしているよ。

(1)の答え
高校英語文法 接続詞33・34の例題(1) 答え入り アイコンなし

the rumor の内容をthat以下で説明

高校英語文法 接続詞33・34の例題(2) アイコンなし

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the rumor「ウワサ」の内容は,he passed the exam「彼が試験に合格した」。

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「〜というウワサ」 という表現は,同格のthatを用いて,the rumor that S V で表せるね。

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このthatは,the rumor he passed the exam と説明するはたらきをしているよ。

(2)の答え
高校英語文法 接続詞33・34の例題(2) 答え入り アイコンなし

この授業の先生

木村 智光 先生

テンポの良い解説で、難しい用語を使わずに、高校英語の要諦をわかりやすく指導します。 定期テストに出やすい英文法の問題パターンを研究し、授業ではそのポイントが随所にちりばめられています。

同格のthat
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