中3理科
5分でわかる!ソラマメの発芽
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この動画の要点まとめ
ポイント
ソラマメの発芽
これでわかる!
ポイントの解説授業
最もよく伸びるのは、ソラマメの「先端部分」
ソラマメの根に等間隔に印をつけ、成長する様子を観察しました。
すると、図の左から右のように変化したのです。
アのあたりは、最初に付けた印と印の間隔がほとんど変化していませんね。
イのあたりは、印と印の間隔が大きく離れています。それだけ根が伸びたということがわかります。
つまり、ソラマメの根の 先端部分が最もよく伸びるのです。
正確に言うと、根のいちばん先の部分は 根冠 といって、根を守るためのカバーになっています。
根冠は成長しないため、根冠を除いた先端部分が、根の中で最もよく伸びるということをおさえましょう。
よく伸びる=細胞分裂が多い=1つ1つの細胞が「小さい」
植物が成長するということは、 細胞分裂が行われる ということです。
ソラマメの根の先端部分、イのあたりの細胞は、1つ1つの細胞が小さくなっています。
細胞分裂がたくさん行われているからです。
あまり伸びないアの部分は、細胞分裂があまり行われないため、細胞は大きくなっています。
根の先端部分を拡大しても、先端部分のほうが細胞は小さくなっています。
こちらを見てください。
いちばん右の図は、根の先端部分を拡大した図です。
この図においても、場所によって 細胞の大きさに違いが見られます。
上のほうは 1つ1つの細胞が大きく 、下のほうは 小さく なっています。
先端部分がよく伸びるということは、それだけ細胞分裂がさかんだということです。
細胞分裂がさかんな分、細胞1つ1つは小さくなっています。
ソラマメは先端部分がよく伸びます。
よく伸びるということは、細胞分裂が多いということです。
細胞分裂が多い分、1つ1つの細胞は小さくなっているということをおさえておきましょう。
今回のテーマは「ソラマメの発芽と細胞分裂」です。
細胞分裂によって ソラマメの根が成長する様子 を学習します。
発芽した状態のソラマメを描いた、こちらの図を見てください。