高校世界史B
5分でわかる!イスラーム化する島嶼部
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この動画の要点まとめ
ポイント
イスラーム化する島嶼部
これでわかる!
ポイントの解説授業
マレー半島に成立したマラッカ王国
最初に紹介するのは マラッカ王国 です。
マラッカ王国は マレー半島 に成立しました。
マレー半島の位置は、左側の地図に示されています。
マラッカ王国は15世紀半ば、 イスラーム教を受容しました。
貿易のために訪れたイスラーム商人は、商品だけではなく、イスラーム教も東南アジアにもたらしたのです。
マラッカ王国がイスラーム教を受け入れたことは、東南アジアの他の地域に大きな影響を与えます。
香辛料の輸出で繁栄したアチェ王国
マラッカ王国の影響を受け、イスラーム国家となった国の一つが アチェ王国 です。
アチェ王国は スマトラ島北部 に成立し、ナツメグやクローヴなど 香辛料 の輸出で繁栄しました。
稲作と交易で繁栄したマタラム王国
ジャワ島には マタラム王国 が成立しました。
マタラム王国は 内陸部の稲作と交易 で繁栄した国家です。
インドネシアにイスラーム教徒が多い理由は?
マレー半島、スマトラ島、ジャワ島。
イスラーム商人が頻繁に立ち寄るこれらの地域では、 イスラーム化していく国が多く見られました。
現在スマトラ島とジャワ島は インドネシアという国の一部になっています。
スマトラ島・ジャワ島では、イスラーム商人の影響でイスラーム化がどんどん進みました。
インドネシアでは イスラーム教徒が非常に多い のですが、その理由はここにあるのです!
マラッカ王国、アチェ王国、マタラム王国。
3つの王朝をしっかり覚えておきましょう。
ポイントの3つ目は「イスラーム化する島嶼部」です。
島嶼部 (とうしょぶ)とは大小さまざまな島をまとめる呼び方です。
ジャワ島・スマトラ島以外の場所に登場した王朝を見ていきましょう。
まずはこちらを見てください。