高校世界史B
5分で解ける!ベトナムに関する問題
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この動画の問題と解説
練習
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下のカッコ内に入る語句を答えよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
古代ベトナムの高度な文明!
ポイント1では、古代ベトナムで栄えた ドンソン文化 を紹介しました。
中国の影響を強く受けたドンソン文化では、 青銅器や鉄 が使用されていました。
中でも有名な道具が 銅鼓 です。
ドンソン文化では、青銅器を改良する技術が非常に優れていました。
南ベトナムの港市国家
ベトナム南部には チャンパー という王国がありました。
チャンパーを建国した民族は チャム人 でしたね。
チャンパーは東西貿易における 中継拠点 として、1000年以上にわたり繁栄しました。
ベトナムは中国っぽい?
ポイント3では北ベトナムにも注目しました。
中国側から見た言い方で、ベトナムの国をまとめて 大越国 といいます。
大越国には4つの王朝が含まれます。
大越国の4つの王朝、最初は 李朝 です。
李朝のあとに成立したのが 陳朝 です。
この陳朝では 文字が作成された ことで有名です。
その文字を 字喃 ( チュノム )と言います。
3番目に登場するのが 黎朝 (れいちょう)です。
黎朝は 南ベトナムのチャンパーを滅ぼし、南北ベトナムの統一を果たしました。
最後に登場するのが 西山 ( せいざん/タイソン ) 朝 です。
読み方はどちらでもかまいません。
西山朝は、黎朝に対して 西山の乱 と呼ばれるクーデタを起こしました。
力づくで権力を奪った西山朝でしたが、あまり長続きしませんでした。
北ベトナムに栄えた大越国は 李朝→陳朝→黎朝→西山朝 と続きます。
この順番をしっかり覚えておきましょう。
東南アジア前近代史の練習
高校世界史Bの問題
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- 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り
- 自立を強める東アジア
- アジア諸地域の紛争
- 経済危機と冷戦の終結
- 現代文明と各地の紛争
今回はベトナムについての学習でした。
それでは、内容を確認していきましょう。