高校世界史B
5分でわかる!タイの歴史
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この動画の要点まとめ
ポイント
タイの歴史
これでわかる!
ポイントの解説授業
タイは チャオプラヤ川 の流域に位置します。
この地域を舞台に、今回は 3つの王朝 が登場します。
順番も含めて、しっかり覚えてください。
タイの3つの王朝をおさえよう!
最初に登場するのが スコータイ朝 です。
スコータイ朝は インドシナ半島に成立した最初のタイ人の王朝 です。
お隣のミャンマーと同様、スコータイ朝も 上座部仏教 を受容しました。
次に登場するのが アユタヤ朝 です。
アユタヤ朝は 中国やヨーロッパ、日本との交易で繁栄しました。
さまざまな国や地域の商人が、アユタヤ朝を訪れたのです。
アユタヤ朝の時代、タイには 日本町 ( 日本人町 )がありました。
当時の日本は 江戸時代 で、鎖国体制下にあったため、海外に渡った日本人は帰国を禁じられていました。
そのため、日本人が多く暮らす場所で、日本人の町をつくったわけです。
海外で暮らす日本人の中には、その国で大きく名を上げた人物もいました。
例えばアユタヤ朝では、17世紀に 山田長政 という人物が活躍します。
テストで聞かれることもあるので、「アユタヤ朝で活躍した日本人」として 山田長政 を覚えておきましょう。
3番目に登場するのが ラタナコーシン朝 です。
この王朝も 上座部仏教を保護しました。
ラタナコーシン朝は200年以上も存続している王朝です。
なんと 1782年から現在に至るまで、タイの王朝はずっとラタナコーシン朝なのです!
タイに登場した3つの王朝、しっかり覚えておきましょう。
ポイントの2つ目は「タイの歴史」です。
まずはタイの位置を地図で確認しましょう。